Holden / A Break In The Clouds

Border Community。2004年。

レーベルオーナーであるJames Holdenによるレーベル第一弾作品。才人の風格を感じさせますね。

タイトルそのままのイメージをリスナーに喚起させそうな浮遊感に満ちた音使いです。イメージとしては共通していると言えるであろうThe Orb「Little Fluffy Clouds」を思い出さずにはいられないところですけど、こちらの方がいささかクールな様相を呈しているような気がいたします。中盤の細々としたエディットにエレクトロニカ的なアプローチを感じさせながらも、曲全体としては踊れる範囲内でまとまっており、あらゆるジャンルのエッセンスを巧く使い込んでいるかのような振る舞いがなかなか素敵です。曲のイメージを司っている印象的なシンセリフは2曲目において「Fluffapella」として単独で収録され、また3曲目では逆にリズム隊を中心にフィーチャーした「Beats Tool」が収められているなど、なかなか親切設計であります(笑)。4曲目のアンビエント感たっぷりなエディットが施された「Ambient Version」は、音素材の入れ替えを極力控えた上でありながらオリジナルと曲の相貌を見事に異にしており必聴の出来でしょう。

#試しにBleepの試聴システムを導入してみたのですがいかがでしょう(要Flashplayer)。Bleepでダウンロードできる曲の記事を書く際には毎回導入してみようかと思います。いわゆるアフィリエイト的な報酬は全く無いのですが、そんなんよりも記事を読んでくれた人がすぐに実際の音にアクセスできることの方が自分としては嬉しいので(←非常に綺麗な事を言ってみました

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