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Genre : ELECTRONICA
beatmania IIDX 10th style収録。掲げられたジャンルの割には取っ付き易さが際立った楽曲だと思います。
幾重にも施されたエフェクトの下、あらゆる音の要素がどこか無節操ながらも実は有機的に絡み合っているという構成で、メインフレーズにおけるトイトロニカ的なアプローチや美しい女性ヴォーカルの存在ゆえかイノセントな雰囲気さえ帯びているように感じられます。その辺りは完全にコンポーザが意図した部分でしょうね。こういった生音をフィーチュアリングしながらも音響にこだわった感のある叙情的なエレクトロニカはどうやらフレンチエレクトロニカとしてカテゴライズされるようなので、こういったどうでも良い事を知っておくとジャンル厨に磨きがかかって良いと思います。フォークトロニカとどう違うんでしょうね。それはともかく、この作品のもう一つ大きなポイントは曲の終盤において唐突に現れる低音ベースが攻めたててくるフレーズでしょう。何の脈絡もなく現れるかのように思われるこのパートの存在が、この曲を理屈で解読しようという試みを見事に阻害してくれております(笑)。しかもサントラのみに収録のextend版では完全にオミットされているんですよね。では俗に言ういわゆる「ゲーム的なアプローチ」の産物なのかと考えてみると、その必然性も感じられず…。うーん、やっぱりなかなか曲者でありますね(苦笑)。しかしどちらのアウトロも「切断」をイメージしているという点で共通しているんだなとふと思い当たるのでした。
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