SPARKER / Boundary

Genre : ROCOCO TEK

beatmania IIDX 10th style収録。SPARKERによる渾身のロココテク第二弾ですね。

前作「BRIGHTNESS DARKNESS」でROCOCO TEKなるジャンルを思い切って捏造した上で作られたであろうこの曲は、その確固たる方法論に則った上での完成度を持った曲だという印象を受けました。ある種の自信のようなものさえ感じられます。緩急のメリハリがついた非常にすっきりとした構成を成しているのがその理由かもしれないですね。リスナーに緊張感を沸き立たせるサンプリングボイスと共にじわじわと盛り上げにかかる「静」の部分と、怒濤の勢いで畳み掛けてくる和音が印象的な「動」の部分のコントラストが映えてます。リズム隊とシンセの絶妙なズレ具合も曲にトリッキーな雰囲気を添えていて素敵ですね。終盤のお約束なカタストロフィックな展開も健在なのですが、そこからポン!と突き放された上で得体の知れない笑い声と共に閉じられるラストは何とも悪趣味といいますか、流石としか……。自分は大好きですけどね(笑)。

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コメント: SPARKER / Boundary

この曲といいDENIMといいSLAKEにはしっかりとした方法論があるような(プロだから当たり前?

この曲は古典クラシックに通じるシンプルさが。

投稿者 : February 24, 2005 12:39 PM

この曲からは“Laughin”や"GAME"のような、「同一機種の収録曲の中で、他の曲とは異なるリズム感を要求する特殊なステージ」という、製作側の意図的なポジショニングが感じられました。
楽曲を提供するだけの外部アーティストではなく、プロデューサーも勤めた氏ならではの表現として、個人的に高く評価したい1曲です。

投稿者 baddy : February 26, 2005 03:55 AM

Metaphoneさん、はじめまして。
2年ほど前からROMで拝読しておりましたが、Boundaryは10thの楽曲群で個人的五指に入る曲でしたのでお邪魔します。

ゲーム的には後半のメロディ2周目、四つ打ち&八分譜面になる辺りなんですが、
ユーロ・トランス系の叩き飽きたテンプレ譜面のはずなのに、もの凄い昂揚感があります。
ただ前作BRIGHTNESS〜よりも難度が上がっている点が気掛かりでした。
やはりBEMANIでは曲が良くても譜面が難しくないとウケないのか、というSLAKEの嘆息が聞こえてくるようで。
第3作「BREATH」で譜面難度が若干下がったことで、私のそうした不安は幾分かは和らいだのですが…。

SLAKEはIIDX9thの頃の雑誌インタビューにて、ランキングコースに挙がるような人気曲との温度差をかなり気にしているように見えたのですが、しっかり個性を表現できているコンポーザだと思うのですけどね。

投稿者 bison : February 28, 2005 04:28 AM

遅レスご容赦ください。

>古典クラシックに通じるシンプルさ
クラシックはてんで疎いので詳しく分析を伺いたいものです。

>「同一機種の収録曲の中で、他の曲とは異なるリズム感を要求する特殊なステージ」
まさに! 自身のポジションを見据えた上で作られた1曲だなというのは誰でも同意できる部分じゃないでしょうか。

>2年ほど前からROMで拝読しておりましたが
まだ見捨てられていなければとても嬉しいのですがはてさて(苦笑

>BEMANIでは曲が良くても譜面が難しくないとウケないのか、というSLAKEの嘆息
その嘆息が過剰に反映されてしまったのがまさに「BLOCKS」のANOTHER譜面だったのでしょう。
そう考えるとなかなか合点のゆく推論ですね。

>IIDX9thの頃の雑誌インタビュー
これは読みました。色々と考えるにあたって重要な素材だと思うのですが現在手元には無いのです。
誰かまだ持ってないですかねーw

投稿者 Metaphone : February 12, 2006 06:19 PM

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