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タイトルが表している通り森林伐採をテーマとしたこの曲は、思想色が強い彼らの一面を色濃く反映しつつ、なかなかに野心的でありながら曲としてもかなりの完成度を誇っていると言える希有な一曲だと思います。この手のジャンルの音楽においては定型であるはずの打ち込みドラムに取って代わるのは、樹木を伐採する時に斧やチェーンソーから発せられるまさに「木を切り刻む音」という、かなり刺激的な構成をしているのですが、そこに原住民女性(どこの人でしょうね)によるアンニュイかつ優しい歌声と全てを覆い尽くすような重厚なシンセサウンドが被ってくることで何とも形容しがたい特徴的なハーモニーが構成されています。ただやはり主軸であるのは前述の木をかち割る斧の音や唸るチェーンソーが奏でる独特のグルーヴ感であって、しかしこの曲に込められているであろうテーマを考えると非常に複雑な気持ちにならざるを得ない何とも皮肉な作品だと思いますね。
このシングルカット国内盤についてはオリジナルを含めおよそ1時間弱にわたって全部で9のヴァージョンが収録されており、シングル盤でありながらかなりの充実感があります。いずれも原曲のポイントを巧く生かした上でヴァリエーションに富んだ仕上がりとなっており、Future 3によるチル寄りのアレンジなんかもなかなか面白いのですが、特筆すべきはClifford Gilbertoによる2種類のリミックスでしょうか。初めて知った名前なのですが聴いてみて何かが脳を直撃しましたね(笑)。よくある謳い文句っぽい文章で表現してみるなら「疾走する超高速ブレイクビーツがリスナーを圧倒するHi tech Jazz Step」とかになるんでしょうか。決してヘヴィな音使いではないのですが、それゆえのスピード感が堪らなく格好良いです。この人のアルバムも出ているみたいですしちょっと気にしておこうと思いました。
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