X-PRESS 2 / MUZIKIZUM

MUZIKIZUM

Sony Music Entertainment。

酸っぱそうな↑のジャケ絵で何となく敬遠してたのですが、愚直なまでの(UK)ハードハウスの香りに打ちひしがれました。

まず印象として持ったのは音的な目新しさが皆無という点なのですが、裏を返せばつまり本流も本流、王道に則った確固たる信念に裏打ちされた「強い」作品であるということです。間にはそこはかとなくtech寄りな曲もあったりしてこれはこれで面白いのですが、やはりタイトル曲や「SMOKE MACHINE」に代表されそうなアッパーかつハードなトラックこそが真髄なのでしょう。ブレイクに至るまでのジワジワとした盛り上げ方や男臭いスメルを撒き散らしながらシャウトされる声ネタ、派手なSEなど美味しいところだらけです。そこから浮かび上がるのは単純にその手のジャンルに乗っかってみましたよ、というフォロワー的なアプローチではなく、タイトルに象徴されるような「右から読んでも左から読んでも揺らぐことのない山本山のような俺たちの音楽イズム」ということになるのでしょう。流石に山本山は知らないと思いますが。あれ、この文章を読んで下さっている皆様は知ってますよね(汗笑)。外から歌い手をフィーチュアリングしてきた歌モノも数曲あるのですが、自分の場合はインストの方が好みです。ヴォーカルが合ってないという訳じゃないんですけど、このアルバム全体においてではどうも浮いている感があるような気がします。

日本版ではそのヴォーカル曲のFat Boy SlimことNorman CookによるRemixが追加されていますよ。相性は良いと思いますが、物凄く無難に落ち着いてしまっているような気はしないでもありません(笑)。

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