ファンタジックチルドレン #01

「闇の果てから」

独特の暗さが好みな「パルムの樹」のなかむらたかし監督作品ということで、なかなか素敵作品の予感がします(笑)。

事前知識を準備していなかったのでAパートは悪魔っ子がワラワラ出てくるわ時間も土地も飛ぶわで色々と何が何やらという状況ではあったものの、そこはかとなく一貫して漂う暗さに惹かれつつ、謎も散らしているあたりに自然とそそられてしまいます。悪魔っ子の一人が(恐らくかりそめの)お母さんに抱きついて大泣きする様を仲間の悪魔っ子たちが複雑な心境で見つめるシーンがもたらすあの居心地の悪さは最近のアニメではなかなか味わえない類のものでした(藁)。Bパートは更に打って変わって背景も明るくなり時代も近未来になりつつ、あの雰囲気は何だか未来少年コナンを思い出させますね。腕白な少年と謎多き少女と明らかに悪そうな大人たちという構図も似てますし(笑)。ストーリーは特に説明もなくボーイミーツガールに終始しただけでしたけど、Bパートこそがこれからメインストリームとなるのでしょうし、Aパートとのどう繋がるのか、評判が悪いという謎施設ではどんな所業が為されているのかなど、意外とそそられるものがあります。一番の謎はこのテイストの作品がどうしてTV東京の深夜帯に放送されているのかですけど(苦笑)。全く萌え要素に関して媚びを見せないキャラデザもそれゆえか逆にソフト萌え心を沸き立たせてくれますし(←重症ですね)。更に、強烈なインパクトを与えるシンボリックな絵画(劇中でも重要なキーになりそうですね)に人物名と生没年を乗せるエンディングに野心的なものを感じつつ……。老舗が見せる底力ということで、ダークホースとして注目してみたいところであります。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://slakedgrace.net/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/420

コメント: ファンタジックチルドレン #01

あなたのコメントが当サイトの燃料となります。




名前などの情報を保存しますか?