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Sony Music。
サイケデリックな魚のジャケが強烈にキモいのですが、中身は見事にアンビエントミュージックの最高峰でございます。
この手の音楽はリスナーのイマジネーションを刺激してくれるほど素晴らしいという固定観念が近頃固まりつつあるのですけど、まさにその条件をバッチリ満たしてくれる全4曲(でも合計1時間突破)でした。真ん中2曲はちゃんとリズムが入ってたり、アンビエントなトランスと言い切っても良さそうなくらいにメロディーがあったりで、非常に聞きやすい曲ではあると思います。ただ自分にしてみれば「無難」で片付けてしまえるという事でもあり、その意味では最初と最後の2曲が素晴らしいという評価になって参ります。1曲目「School of Fish」は、先に触れた「イマジネーションを刺激する」という点で非常に突出してますね。どの位かと申しますと最初にタイトルを見たときに「ああ、メダカの学校みたいなもんか」と構えていた私だったのですが、この曲を聴いてみて「あ、schoolって群れって意味もあったよね」と思い出させてくれるほどでした。すみません微妙に分かり辛いですよね……。ソフトな感触のシンセとマリンバ(木琴じゃないと思います)によって奏でられるミニマルなフレーズが聴く者をどんどん深い所へと誘ってくれます。そう、1曲目から順番に聞いてゆくとまるで自分が海の底へとゆっくり沈んでゆくかのような感覚を得ることができるのですが、その果てに待ち受ける4曲目「Under Water」に至ってはメロディはほとんど存在していません。にも関わらず優しく、そして綺麗なこの音空間はそう滅多にめぐり合えるものではないと思います。恐らく映像で同じように海底の映像を見せられても同じ感覚は得られないはずです。そういう点を踏まえると音楽って本当に凄いなと改めて気付かされたりもするのでした。
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