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Genre : TECHNO
beatmania IIDX 9th style収録。アジアンな音階に寄り添ったギターの音色が特徴的なテクノトラックです。
けれども自分がロケテの時に初めて聞いて最も印象に残ったのは非常に特徴的な音響空間でした。なるほど残響が心地よいギターの音色も確かに一度耳にしただけで自分の頭の中にこびりつきました。しかしそれ以上に、全体を通して同じフレーズのみを奏でるシンセベースや奇を衒っていないリズム隊の後ろで何やら蠢くヴォコーダを通したと思われるボイスやその他の音が構成する「空間」と形容するに相応しい音の饗宴に鳥肌を立てたものです。曲を聴いて2次元の「映像」が頭で勝手に描かれる経験はかなり多いかと思いますが、脳内に音のみの力によって「空間」を現出せしめた音楽体験は自分にとっては滅多にありませんでした。躍らせるという目的だけではないテクノ系楽曲が持つ別の側面を垣間見せてくれるかのような1曲だと思います。その分、サントラのみに収録されているシークレットライヴ用に作られた「〜(premium party MIX)」は、原曲で感じられるブレイクでの妙な緊張感を抑えたノリやすい仕上がりになっていると思います。単純に引き延ばしただけのようで、所々で気付く微妙な音の組み替え方は現場を意識したのかなと、素人考えながらニヤリとさせられます。アウトロに至る部分で聞こえる原曲に無いあの音って琉球音階ですかね?
あと、この曲に関してはVJ GYOによるクリップも曲と同じくらい評価されるべきだと思います。音を形にという幾何学への還元を徹底的に行い、狂いなく達成させたのはまさに卓越した才能が成せる業といったところでしょうか。原曲と同じく、聴く者(観る者)を別空間に誘ってくれそうなトリップ感があります。
#漸く9th styleの通常曲は全部書いたことに…なるんでしょうか(自信なし)。やはり適当な順序で書いたら自分でも収拾がつかなくなるのでダメですね。ここから先、残すは隠し曲のみです。
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